写真・映画レンズの歴史的名玉の再生産
当初は中国で作ることで進めていたのですが、暫し迷走を経まして、最終的に東京で製造しております。最初から東京だったら日本風の名称になっていたと思います。注記がないものはライカL39マウント距離計連動です。
「キノ」(独語:Kino. 映画、シネ、シネマの意)とは、特にアール・デコ期(戦前)からミッド・センチュリー期(戦後)の映画用のレンズとかその特徴の総称です。本来はスチル(写真)ではなく、キノ(映像)を撮影するために作られたものです。
特許などからの再ビルドの場合、古い設計の問題点を見つけて修正などはしていません。しかし1つ変えているところは、ガラスに鉛を使っていないことです。ガラスは神奈川県相模原市のオハラを使用しています。ピッチ研磨という特殊な油で磨く工法で(おそらく日本だけ)、傷がありませんので明晰な映像となり8K,16Kとかそういうスペックの制限はありません。ヘリコイドは日本で唯一の職人さんが手作業で作っており舐めるように滑ります。ネジも特注です。そのため製造に毎回お時間をいただいています。
小店のレンズで撮影した写真は本サイトに掲載し、YouTubeはチャンネルを表示致しますのでご連絡お願いいたします。
広告出稿による提灯記事などは個人的には好きなのですが(物事をわかりやすくする意味でこれも立派な仕事)、しかし小店は生産数少に付き、全く出資できておりません(露出が少ないのはそのためかと)。業界の皆様には非礼をお詫びすると共に、自主的に広告していただいている企業や個人の方々には厚くお礼申し上げます。
商標権が取得されている「プラズマート」は使用できませんので、多くの箇所で引用元の「**DE401630**」ような形で表記することに致しました。ご迷惑をお掛けします。 - 2025.3.17
2026年は、「院落 P4 35mm f3.3」を製造します。
P1とP3は完売終了しています。
院落 P2 50mm f1.5は再生産中ですが、小店は売上の上限(つまり消費税を納めていない)があるので、山田スペースに販売を委託、山田スペースが製造費も負担しています。全てコート無しです。完成後に山田スペースへお支払いののち発送です。2026年2月末完成予定ですので、その頃に予約された方へご連絡致します。都内のみ直接受取可能です。
限りなく静謐で繊細な描写、画を覗き込むような独特の佇まいがあります。ライカマウントでも製造されていました。マクロではおそらく史上最高の1つと思われます。
ご予約は2026年7月末です。8月以降の価格は大幅に変わります。

100年以上長期に改良されながら今でも本家の英クックが製造している名作です。クックはクラシックというモデルも出していますが新作は第三世代で基本的には大きな変化はなく一貫しています。クックはこれ、というものが決まっています。香箋G1は第一世代の最初のもので、G1発売時にクック・クラシックは出ておらず、クック関係者にもご購入いただきました。スピード・パンクロを求めるならどれも大きな違いはありません。
英国人がKinoを規定、これこそスタンダードという見本のような玉です。大英帝国時代から世界の芸術を取り入れ、さらに洗練してきた伝統から生み出された全くの普通、普遍美の究極です。動画はこれがあったら他は要らないというと極端ですが、それぐらい安定感があります。
動画に特化している感アリ。写真撮影では「霜枝」UG1をご活用下さい(小店作例では使用しておりません)。
無一居 院落P1で香箋G1をライカM9にて撮影
ライカ・タンバールと同じような特性のレンズを60mm(厳密には58mm)に変えて作りたいと思ったのですが、これだけ短くすると無理だったので中止を検討。しかし本物よりこちらの方が良いのではないかということで生産することにしたものです。タンバールの上品なボケ味とペッツバール的収差、艶やかな発色、これほどのソフト・フォーカスはないと確信してのことです。光学の歴史上、最もゴージャスで貴族的な玉です。
ゴールド(Nr.70-99)は真鍮剥出しのもので酸化が進むと色が濃くなってきます(既に濃い黄色になっております)。ブラック焼き付け(Nr.20-69)は弱く、角が剥がれやすい仕様でオーダーしていますので、角を磨いて真鍮地を出すなどして使うこともできます。ブラックのみガラスコーティング無しのモデル(Nr.01-19)もあります(モノクロ撮影はコート無しが良いと思います)売切。重量は360gです。
ライカ・スクリューマウント・レンズを接写で使う時に嵩上げする筒です。
小店で販売している唯一の中国製ですが、しっかりしています。
しかし嵩上げするだけのもので、マウントに収まったレンズの位置はバラバラです。
送料は込みです(クリックポストにて)。
院落 P2で10mmを使用。f4。トリミング無し
小店が製造をお願いしている東京の木下光学研究所さんも旧・富岡光学時代の古い設計のレンズを復刻しています。
