無一居

写真レンズの復刻「むいちきょ」
紀元2012年1月創業

香箋 G1 50mm f2 小店での作例5

仕様 お寄せ頂いた作品  スピード・パンクロ Spped Panchroの復刻 - 2023.03.01

  1. 宝塚 2023.03.01
  2. マクロで花 2023.03.04
  3. 備前 2023.03.08
  4. 銀座の古いビル 2023.03.13
  5. 南麻布~麻布十番の夜 2023.03.23
  6. 増上寺の春 2023.03.29
  7. 新宿・初台 2023.04.08
  8. 渋谷と吉祥寺 2023.05.26
  9. 四谷 2023.05.31


 2023.03.23 南麻布~麻布十番の夜、ライカM9にて。

香箋 G1 50mm f2 大宝
香箋 G1 50mm f2 山猿
 柔らかい光においては夜間であっても色収差の影響を感じます。夜だともう少し収差が欲しい感もありますが、これぐらいに抑えておくのが無難なのでしょう。歴史的に考証で決まっている量だからです。

香箋 G1 50mm f2 鶏繁
香箋 G1 50mm f2 螺旋階段
香箋 G1 50mm f2 Boheme
 これぐらい硬めの光となると色彩は肉眼で見た通りになります。

香箋 G1 50mm f2 壺
香箋 G1 50mm f2 カウンター
 色収差で青にも黄色にも反応しやすいようです。特にSDカードを新しくして以降の青の出方は結構だと思います。黄色も電灯の温かみが引き出されます。

香箋 G1 50mm f2 掌
香箋 G1 50mm f2 引き戸
 光が鋭いと白に近くなり落ち着きますが、柔らかい光は黄色を増します。少し赤や青の光が混じると、これもまた落ち着きます。

香箋 G1 50mm f2 赤い靴
 光が強い方が色彩も落ち着きます。しかし、柔らかい光で色収差を使っていくのも良いものです。

香箋 G1 50mm f2 ガラス張り
 全て解放で撮影していて、これもそうなのですが、焦点は手前の仄かに赤いランプです。しかし意外と被写界深度の深さのようなものを感じさせます。これは不思議な現象です。

香箋 G1 50mm f2 ランタン3つ
香箋 G1 50mm f2 モンロー
 これらも手前のライトに焦点ですが、こちらは奥に向かってボケています。

香箋 G1 50mm f2 夜間のカフェ
 これもまた同じなのですが、やはり奥の方まで割と明瞭です。しかしよく見ると、中央のボケが強くなっています。キノ独特の歪みです。人物を中央付近に置いての動画撮影では良さそうです。距離によって、あまり近くない位置ではこのような現象になる傾向です。

香箋 G1 50mm f2 枝
 引きつけると収差が強くなりますが、動きのある動画では良し、スチールでは使い方に気をつける必要がありそうです。

コラム


  1. 宝塚 2023.03.01
  2. マクロで花 2023.03.04
  3. 備前 2023.03.08
  4. 銀座の古いビル 2023.03.13
  5. 南麻布~麻布十番の夜 2023.03.23
  6. 増上寺の春 2023.03.29
  7. 新宿・初台 2023.04.08
  8. 渋谷と吉祥寺 2023.05.26
  9. 四谷 2023.05.31

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